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一鶴
ふりがな文庫
“一鶴”の読み方と例文
読み方
割合
いっかく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっかく
(逆引き)
と、小姓組の刑部
友矩
(
とものり
)
が、家光の眸を導いた。家光は大勢の若者の中から、
鶏群
(
けいぐん
)
の
一鶴
(
いっかく
)
をすぐ見出したらしく
柳生月影抄
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雞群
(
けいぐん
)
の
一鶴
(
いっかく
)
であった。然し昔と今とは時代がちがうから、病むとも死ぬような事はあるまい。義理にからまれて思わぬ人に一生を寄せる事もあるまい……。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
沼南は終始一貫清廉を
立通
(
たてとお
)
した。少くも利権割取を政治家の余得として一進一退を
総
(
すべ
)
て金に換えて
怪
(
あやし
)
まない今の政界にあっては沼南は実に
鶏群
(
けいぐん
)
の
一鶴
(
いっかく
)
であった。
三十年前の島田沼南
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
一鶴(いっかく)の例文をもっと
(6作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
鶴
常用漢字
中学
部首:⿃
21画
“一”で始まる語句
一
一人
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一時
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一日
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一瞥
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