トップ
>
一高
>
いちこう
ふりがな文庫
“
一高
(
いちこう
)” の例文
彼は中学を卒業してから、
一高
(
いちこう
)
の試験を受けることにした。が、
生憎
(
あいにく
)
落第
(
らくだい
)
した。彼があの印刷屋の二階に
間借
(
まが
)
りをはじめたのはそれからである。
彼
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ヤスベエねえちゃんの、
一高
(
いちこう
)
七不思議の一つ、「
開
(
あ
)
かずの扉」には、もう、みんな、きゃあ、きゃあ。ドロンドロン式でなく、心理的なので、面白い。
女生徒
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
次には先生の東京時代に
一高
(
いちこう
)
や大学で英語英文学を教わった広い意味での弟子たちがある。その中で先生の
千駄木町
(
せんだぎちょう
)
時代にその門に出入した人たちがある。
柿の種
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
私達は肩を組み合い、もつれるようにして、
一高
(
いちこう
)
の
寮歌
(
りょうか
)
などを歌いながら、下宿に帰った。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
階下の
輪転機
(
りんてんき
)
のまわり出す度にちょうど
小蒸汽
(
こじょうき
)
の船室のようにがたがた
身震
(
みぶる
)
いをする二階である。まだ
一高
(
いちこう
)
の生徒だった僕は寄宿舎の晩飯をすませた
後
(
のち
)
、度たびこの二階へ遊びに行った。
彼
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
「だから
一高
(
いちこう
)
へはいりゃ好いのに。」
お律と子等と
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“一高(第一高等学校(旧制))”の解説
第一高等学校(だいいちこうとうがっこう、en: First Higher School)は、現在の東京大学教養学部および、千葉大学医学部、同薬学部の前身となった旧制高等学校である。「旧制一高」とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
“一高”で始まる語句
一高坂也
一高軍
一高一低