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一騎打
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いっきうち
ふりがな文庫
“
一騎打
(
いっきうち
)” の例文
向うものが運命なら運命のぎりぎりの根元のところへ、向うものが事情なら、これ以上割り切れない種子のところに詰め寄って、
掛値
(
かけね
)
なしの
一騎打
(
いっきうち
)
の勝負をしよう。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
此処
(
こゝ
)
は
一騎打
(
いっきうち
)
の
難所
(
なんじょ
)
で、
右手
(
めて
)
の
方
(
ほう
)
を見ると
一筋
(
ひとすじ
)
の小川が山の
麓
(
ふもと
)
を
繞
(
めぐ
)
って、どうどうと小さい石を転がすように
最
(
い
)
と
凄
(
すさ
)
まじく流れ、
左手
(
ゆんで
)
の
方
(
かた
)
を見ると
高山
(
こうざん
)
峨々
(
がゞ
)
として実に屏風を建てたる如く
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
襖一重は
一騎打
(
いっきうち
)
で、座敷方では
切所
(
せっしょ
)
を防いだ、其処の一段低いのも面白い。
霰ふる
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
騎
常用漢字
中学
部首:⾺
18画
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
“一騎”で始まる語句
一騎
一騎当千
一騎立
一騎討
一騎驅
一騎當千