“一週”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとまわ33.3%
ひとまわり33.3%
ひとまはり16.7%
ひとめぐ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忠「それからえー羚羊角、人参、細辛、右七味がんじまして茶で服薬すれば一週ひとまわりもむと全快いたします」
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
ちょうど一週ひとまわりほどすると、どうやら打てるようになったから、これでよしと昨夜ゆうべ亥刻頃よつごろ(午後十時)そっと忍んで行って勝手口から隙見して見ると
顎十郎捕物帳:06 三人目 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
一週ひとまはりすれば二里半にあまるといふ天然の大牧場、そここゝの小松のわきにはたり起きたりして居る牝牛の群も見える。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
叔父はわずかに一週ひとめぐりの休暇を賜わッて来たので、一週りの時日はほんの夢の間のようであッた。
初恋 (新字新仮名) / 矢崎嵯峨の舎(著)