“一人(しとり)” の例文
来年母親さんがお出でなすったら篤(とっく)り御相談申して、誰と言ッて宛(あて)もないけれども相応なのが有ッたら一人(しとり)授けたいもんだ
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
なんでも私(あたし)を他人にしてお出でに違いない、糞老婆(くそばばあ)と思ッてお出でに違いない……此方はそんな不実な心意気の人(しと)と知らないから、文さんも何時までもああやッて一人(しとり)でもいられまいから
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)