“路縁”の読み方と例文
読み方割合
みちぶち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その路縁みちぶちにも、そこここに白楊はこやなぎが立ち、水の中へかけてあし嫩葉わかばが湖風にかすかな音を立てていた。白楊の影になった月の光のさない処に一つ二つ小さな光が見えた。それはほたるであった。
水郷異聞 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)