“ピエロ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
道化役50.0%
道化25.0%
道化役者25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一座の花形 美少女の平手に敲かれる道化役ピエロの頬より悲しげである
ねがひ (新字旧仮名) / 仲村渠(著)
たとえ過失にもせよ、あきらかに殺人事件だから、道化ピエロの死体とともに、劇団「笑う妖魔」一座の者は、その場から警視庁へ連行された。
劇団「笑う妖魔」 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
歓楽の大劇場は一瞬にして恐怖の坩堝るつぼと化した。幕の外では観客の沸返わきかえる騒ぎ、幕の内側では、——五郎が血まみれの道化ピエロを抱きおこして
劇団「笑う妖魔」 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
馬と小犬は道化役者ピエロを楽屋口の柱の上に追い上げると又、広場の真中に来て内証話を初める。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)