“ハコ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:はこ
語句割合
50.0%
爆薬50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
池上の堤で命召されたあのお方のムクロを、罪人にモガリするは、災の元と、天若日子アメワカヒコの昔語りに任せて、其まゝ此処ココにおハコびなされて、おけになつたのが、此塚よ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
当麻路に墓を造りました当時ソノカミ、石をハコぶ若い衆にのり移つたタマが、あの長歌をウタうた、と申すのが伝へ。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
明王像も、女人のお出での場処には、すさまじいと言ふ者があつて、どこかへハコんで行かれた。其よりも、郎女の為には、帳台の設備シツラはれてゐる安らかさ。今宵は、夜も、暖かであつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
何処から出た爆薬ハコだってことは直ぐに番号でわかるんですからねえ
女坑主 (新字新仮名) / 夢野久作(著)