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シロツコ
ふりがな文庫
“シロツコ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
巽風
66.7%
東南風
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
巽風
(逆引き)
ゲエテの上記の感傷的な記述の直ぐ次の行には、今は
巽風
(
シロツコ
)
が出たから、是れが強くなつたらモロの邊の波は一入興深い事だらうなどと書いてあるから
海郷風物記
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
恐しき
巽風
(
シロツコ
)
もぞ吹く。若しその熱き風胸より吹かば、中なる鳥の
埃及
(
エヂプト
)
人の
火紅鳥
(
フヨニツクス
)
ならぬが、焦がれ
死
(
じに
)
するなるべし。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
それのみならず、來歴ある好き
衾
(
ふすま
)
をも借し參らせん。
巽風
(
シロツコ
)
吹く頃の夕立をも、雪ふゞきをも
凌
(
しの
)
ぎし衾ぞとて、壁よりはづして投げ掛くるは、褐色なる大外套なり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
(メヅウザは希臘神話中の恐るべき處女神にして、之を視るものは忽ち石に化したりといふ。)煖き
巽風
(
シロツコ
)
の吹くごとに、われはペスツムの温和なる空氣をおもひ出して意中にララが姿を畫き
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
シロツコ(巽風)の例文をもっと
(2作品)
見る
東南風
(逆引き)
ただ病める
東南風
(
シロツコ
)
のみぞ重たげに、また、たゆたげに
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
シロツコ(東南風)の例文をもっと
(1作品)
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