“サチ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:さち
語句割合
佐知50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彦火々出見命はじめ其兄火照ホテリ命に、各各佐知サチを易えて、用いんことを乞い、三度乞いしも許されず。纔に許を得て、釣を許みしに、一魚をも得ざるのみならず、其鉤さえ魚に奪われたり。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
後、コノ下総原ニ一ボウオクト田ヲ獲、年経ルママ思エドモ、山河ヲ隔テ、又消息ヲ絶ツノ今、カエッテ子ノサチニ如何アルベシナド思イ、イツシカ歳月ノ流レニマカセオワンヌ。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)