“ゴムりん”の漢字の書き方と例文
語句割合
護謨林100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
護謨林ゴムりんを出て馬車に乗り、案内者となつてれた三井物産の支店員から、故長谷川二葉亭君の遺骸をこの地で荼毘だびして追悼会を開いた時の話を聞きなが
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
南洋の蛸狩はいかな敬太郎にもちと奇抜きばつ過ぎるので、真面目まじめに思い立つ勇気も出なかったが、新嘉坡シンガポール護謨林ゴムりん栽培などは学生のうちすでに目論もくろんで見た事がある。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
前年護謨林ゴムりんに従事して居た長田秋濤をさだしうたう氏夫妻が住んで居たと云ふ林間の瀟洒せうしやたる一をくよぎり、高地にある三井物産支店長の社宅の楼上で日本食の饗応を受けた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
護謨林ゴムりん経営者のひそかに憂ひて居る事は近き将来に人夫の不足する事であるが
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)