“カフェ”の漢字の書き方と例文
語句割合
珈琲店100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
精々珈琲店カフェへ寄るぐらいであった。酒も煙草たばこめてしまった。で、珈琲店では曹達ソウダ水を飲んだ。
銀三十枚 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
だから彼はそれと一緒に、ツイ四日前あの珈琲店カフェで、彼自身と星田と村井の三人が、女給の綾子を取巻いて交換した、印象の深い会話の数々までもアリアリと思い出したのであった。
商船マリンサアヴィスの関係者を珈琲店カフェへつれ出して聞き出し、葡萄ぶどう酒の年号に託して通告したもので、同志のドイツスパイが給仕人にけていたるところの酒場、カフェ、料理店に住み込んでいた。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
珈琲店カフェであった。鏡であった。私は写っていたのであった。
銀三十枚 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)