“カヌー”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
独木舟57.1%
軽舸28.6%
獨木舟14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家の裏からすぐ海に向って、大きな独木舟カヌーがしまってあり、その周囲に雑然と鍋・釜・トランク・鏡・椰子殻・貝殻などが散らかっている。
六月の若いクリの梢に、黄金の軽舸カヌーのような半月が浮んだ。
一九二三年夏 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
その帆掛獨木舟カヌーは、今丁度外海から堡礁の裂目にさしかかつた所だつた。陽射しの工合から見れば、時刻は午を少し𢌞つたところであらう。
家の裏から直ぐ海に向つて、大きな獨木舟カヌーがしまつてあり、其の周圍に雜然と鍋・釜・トランク・鏡・椰子殼・貝殼などが散らかつてゐる。