“バラグワ”の漢字の書き方と例文
語句割合
独木舟100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よく身体(からだ)が据(すわ)らないほど狭い独木舟(バラグワ)なので、土人はみな片膝ついただけで水掻きのような櫓(ろ)をあやつっている。遠くから見ると、まるで曲馬団の綱上踊子(ロウプ・ダンサア)だ。
青い海を背に、眼の大きな鳶(とび)いろの彼らの顔と、その独木舟(バラグワ)と、微かに漂う香料と、原色縞の首巾(スカアフ)と、隠見する黄金の腕輪と——私は、印度(インド)のすべてを、この一望のうちに看取した気がした。