“プラウー”の漢字の書き方と例文
語句割合
独木舟100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
当て途なく流れてゆくこの独木舟プラウーのうえにも、ほの白い曙のひかりが漂ってきた。すると、いきなりキューネがハッと身を退くような表情になり
「太平洋漏水孔」漂流記 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
独木舟プラウーは、その間しだいに速力を早めてゆく。傾き、飛沫をあび、速さも約五十カイリくらいと思われる。
「太平洋漏水孔」漂流記 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
この、意外な東洋人の子におどろいたキューネは、がたがた独木舟プラウーをゆすってその子を起してしまった。
「太平洋漏水孔」漂流記 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)