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ウハ
ふりがな文庫
“ウハ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
うは
語句
割合
上
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
上
(逆引き)
横佩墻内
(
ヨコハキカキツ
)
に住む限りの者は、男も、女も、
上
(
ウハ
)
の空になつて、洛中洛外を
馳
(
ハ
)
せ求めた。さうした
奔
(
ハシ
)
り
人
(
ビト
)
の多く見出される場処と言ふ場処は、残りなく捜された。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
さう言ふ
上
(
ウハ
)
ついた噂をひろげる時勢ではなし、第一其よりも、あの荒涼たる灰燼の中に、美しい
木乃伊
(
ミイラ
)
を横へた幻影を人に持たせるには、清く美しかつた魁車も、既に三十年は生き過ぎて居た。
街衢の戦死者:――中村魁車を誄す――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
年から謂つても、十四五—六の間、純と言へば純、だが
上
(
ウハ
)
ついたと言へば、又少年らしくない、うは/\したところのあつた訣であらうか。世間に名の出た人にあうて、妙に其が吹聴したくなる。
戞々たり 車上の優人
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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