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わろうだ
ふりがな文庫
“わろうだ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
円座
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
円座
(逆引き)
「まあ、
円座
(
わろうだ
)
でも拝借して、しばらくここに坐らせて下さい」など言いながら、其処で道綱を相手にしばらく物語られていたが
ほととぎす
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
勝四郎はよろこんで、その家へ行って見ると、七十歳ぐらいの、腰のひどくまがった老人が、
庭竈
(
にわかまど
)
の前に敷いた
円座
(
わろうだ
)
にすわって、茶をのんでいる。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
俊寛様は楽しそうに、晩の御飯をおしまいになると、今度は涼しい
竹縁
(
ちくえん
)
の近くへ、
円座
(
わろうだ
)
を御移しになりながら
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
俊寛
(
しゅんかん
)
様は
円座
(
わろうだ
)
の上に、楽々と御坐りなすったまま、いろいろ
御馳走
(
ごちそう
)
を下さいました。勿論この島の事ですから、
酢
(
す
)
や
醤油
(
しょうゆ
)
は都ほど、味が
好
(
よ
)
いとは思われません。
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
よごれている
円座
(
わろうだ
)
のちりをはらってすすめた。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
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