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わげさ
ふりがな文庫
“わげさ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
輪袈裟
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
輪袈裟
(逆引き)
普通の法衣の如く
輪袈裟
(
わげさ
)
をかけ、
結跏趺座
(
けっかふざ
)
して弥勒の
印
(
いん
)
を結びたるが、作者の自像かと思わるる
節
(
ふし
)
あり。全体の刀法
頗
(
すこぶ
)
る
簡勁
(
かんけい
)
、
雄渾
(
ゆうこん
)
にして、
鋸歯状
(
きょしじょう
)
、波状の
鑿痕
(
さっこん
)
到る処に存す。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
長頭丸が時〻
教
(
おしえ
)
を請うた頃は、公は京の
東福寺
(
とうふくじ
)
の門前の
乾亭院
(
かんていいん
)
という藪の中の朽ちかけた坊に
物寂
(
ものさ
)
びた朝夕を送っていて、毎朝〻
輪袈裟
(
わげさ
)
を掛け、印を結び、行法怠らず、朝廷長久、天下太平
魔法修行者
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
和尚さんは五里の道を自転車でとばして来て、汗を入れると明るいうちに大きな立派な仏壇の前で読経にかかる。農家の人たちもそれぞれに
輪袈裟
(
わげさ
)
のようなものを首にかけて揃ってそれに和する。
山の秋
(新字新仮名)
/
高村光太郎
(著)
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(11作品)
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