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わけても
ふりがな文庫
“わけても”の漢字の書き方と例文
語句
割合
就中
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
就中
(逆引き)
あの釣と昼寝と酒より外には働く気のない老朽な父親、泣く
喧嘩
(
けんくわ
)
する多くの子供、
就中
(
わけても
)
継母——まあ、あの家へ帰つて行つたとしたところで、果して
是
(
これ
)
から
将来
(
さき
)
奈何
(
どう
)
なるだらう。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
就中
(
わけても
)
、まだ小娘のように思われていた人達が遽かに姉さんらしく成って来たには驚かされる。そういう人達の中には
大伝馬町
(
おおてんまちょう
)
の大勝の娘、それから
竈河岸
(
へっついがし
)
の
樽屋
(
たるや
)
の娘なぞを数えることが出来る。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
全く御召物は奥様の御身の内と言ってもよいのですから。私も御側へ寄添いまして見せて頂きました。どれを拝見しても目うつりのする
衣類
(
もの
)
ばかり。
就中
(
わけても
)
、私の気に入りましたのは長襦袢です。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
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