“わきばさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
脇挟50.0%
25.0%
腋挾25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と面くらうひまに、ステッキ脇挟わきばさんで悠然と下車しましたから。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一群の老若男女ありてはしり逃れんとす。左に嬰兒を抱き、右につゝみをわきばさめる村婦の、且泣き且走るあり。われは財嚢ざいのうを傾けてこれに贈りぬ。
片々にはシヤポオ・クラツクを腋挾わきばさんで、片々には自分の丈の五倍もあるヰオリンを抱いてゐる。
十三時 (新字旧仮名) / エドガー・アラン・ポー(著)