“わかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
和漢50.0%
和姦25.0%
輪樏25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
春の雪はきえやすきをもつて沫雪あわゆきといふ。和漢わかんの春雪きえやすきを詩哥しいか作為さくいとす、これ暖国だんこくの事也、寒国の雪はふゆ沫雪あわゆきともいふべし。
ただに表向の縁組のみならず、古来士族中にて和姦わかん醜聞しゅうぶんありし者をたずぬるに、上下の士族おのおのその等類中に限り、各等の男女が互に通じたる者ははなはだまれなり。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
この谷は四方を高い山で囲まれているため強い風があたらず、雪が締っていないから輪樏わかんが必要だ。
単独行 (新字新仮名) / 加藤文太郎(著)