“わかな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
若菜90.0%
春菜10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歴史的れきしてきにいろ/\な記念きねんのあるこの春日野かすがので、自分じぶん若菜わかなんでゐると、むかしひとも、かうして若菜わかなんでゐたのだから、うっかりすると
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
なるほど、いもくわゐもおいてゆかつし、其外そのほかなにかまだ長いものが見えるぢやアねえか。「へい、あれは助高すけたかやもので、おほたばの若菜わかなひめでございます。 ...
狂言の買冠 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
『国栖等の、春菜わかなまんとしめの野の云々』の、『国栖等』の三字の如きも、仙覚点の通り『クニスラ』とむべきもので、『クスドモ』と訓むのは、古意でないかもしれない。
国栖の名義 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)