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ろうざいく
ふりがな文庫
“ろうざいく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蝋細工
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蝋細工
(逆引き)
しなくなした
前垂
(
まえだれ
)
がけの鶴さんや、
蝋細工
(
ろうざいく
)
のように唯美しいだけの浜屋の若主人に物足りなかったお島の心が、小野田のそうした
風采
(
ふうさい
)
に段々
惹着
(
ひきつ
)
けられて行った。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ちょうど
蝋細工
(
ろうざいく
)
の新婦の人形があって、首筋をあらわにし
橙
(
オレンジ
)
の花を頭につけ、窓ガラスの中で二つのランプの間にぐるぐる回りながら、通行人に
笑顔
(
えがお
)
を見せていた。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
讓は
何時
(
いつ
)
の間にか
土間
(
どま
)
へ立っていた。背の高い
蝋細工
(
ろうざいく
)
の人形のような顔をした、黒い
数多
(
たくさん
)
ある髪を
束髪
(
そくはつ
)
にした凄いように
姝
(
きれい
)
な女が、
障子
(
しょうじ
)
の
引手
(
ひきて
)
に
凭
(
もた
)
れるようにして立っていた。
蟇の血
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
ろうざいく(蝋細工)の例文をもっと
(14作品)
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