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れんじし
ふりがな文庫
“れんじし”の漢字の書き方と例文
語句
割合
連獅子
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
連獅子
(逆引き)
連獅子
(
れんじし
)
のあとを追って、というのをしおに、まだ
我儘
(
わがまま
)
が言い足りず、話相手の欲しかったらしい
美女
(
びじょ
)
に辞して、
袂
(
たもと
)
を分ったが、獅子の飛ぶのに足の続くわけはない。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
などと譲り合いつつ、酔いに酔った遠慮深いアメリカ・インデアンと美しいマイワイを
纏
(
まと
)
った大男とは、
牡丹
(
ぼたん
)
に戯れる
連獅子
(
れんじし
)
の舞踊ででもあるかのように狭い部屋の中をグルグルと追い廻った。
吊籠と月光と
(新字新仮名)
/
牧野信一
(著)
すなわち
連獅子
(
れんじし
)
に骨身を絞ったというのに——上の姉のこのお妻はどうだろう。
開扉一妖帖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
二個
(
ふたつ
)
の
頭
(
かしら
)
、
獅子頭
(
ししがしら
)
、高いのと低いのと、
後
(
あと
)
になり先になり、
縺
(
もつ
)
れる、狂う、花すれ、葉ずれ、菜種に、と見るとやがて、
足許
(
あしもと
)
からそなたへ続く青麦の
畠
(
はたけ
)
の端、玉脇の門の前へ、出て来た
連獅子
(
れんじし
)
。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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