“れいせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
嶺雪33.3%
礼節33.3%
禮節33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
比良野氏は武士気質かたぎの家であった。文蔵の父、威能の祖父であった助太郎すけたろう貞彦さだひこは文事と武備とをあわせ有した豪傑の士である。外浜がいひんまた嶺雪れいせつと号し、安永五年に江戸藩邸の教授に挙げられた。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
ひんすれば、その間に罪悪ざいあくが生じて世が乱れるが、めば、余裕よゆうを生じて人間同士の礼節れいせつあつくなり、風俗も良くなり、国民の幸福を招致しょうちすることになる。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
倉廩さうりんちて禮節れいせつり、(一九)衣食いしよくりて榮辱えいじよくる。