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るりこん
ふりがな文庫
“るりこん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
瑠璃紺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瑠璃紺
(逆引き)
マウパツサンの墓が見附からないので広い墓地を
彷徨
(
うろつ
)
いて探して居ると、
瑠璃紺
(
るりこん
)
の皺だらけのマントウを
被
(
はふ
)
つた
老人
(
としより
)
の墓番が一人通つたので
呼留
(
よびと
)
めて問うた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
天守閣のかすかに黄に輝き残る
白堊
(
はくあ
)
。そうして大江の
匂
(
におい
)
深い色の推移、それが同じく緋となり、褪紅となり、やわらかな
乳酪
(
にゅうらく
)
色となり、藤紫となり、
瑠璃紺
(
るりこん
)
の
上
(
うわ
)
びかりとなった。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
その
後
(
のち
)
も人を頼んで詮議をさせたのですが、とうとう判らなかったのです、その玉は木の葉の形をした
瑠璃紺
(
るりこん
)
の石です、その玉を手に入れた私は何をしたのでしょう、私には金がたくさんあったので
港の妖婦
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
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