“りんぞう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
林藏50.0%
輪蔵50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と勤務が堅いからたちまち評判が高くなりました。そこで有助という、根岸にいた時分に使った者を下男に致しまして、新規に林藏りんぞうという男を置きました。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
手先の林藏りんぞうと申します者が立花屋たちばなやへ参りまして
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
大堰川おおいがわをとりいれて、——その中心に祇園精舎ぎおんしょうじゃにならった毘盧遮那仏びるしゃなぶつの本堂をすえ、塔、楼閣、講堂、山門、七十七の寮舎、八十四けん外廊がいろう、鐘楼、輪蔵りんぞう池泉ちせん、橋、そのほか
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
本社ほんしゃは大工が誰で、蒔絵まきえ円斎えんさい、拝殿、玉垣たまがき唐門からもん護摩堂ごまどう神楽殿かぐらでん神輿舎みこしや、廻廊、輪蔵りんぞう水屋みずやうまや御共所おともじょ……等、それぞれ持ち場持ち場にしたがって、人と仕事がこまかにわかれている。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)