“りゅうほう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
劉封45.5%
龍鳳45.5%
劉邦9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、趙雲ちょううんらも、孔明の言を信じられず、玄徳の不安もあって、ひそかに劉封りゅうほうに一軍をつけて黄忠救援におもむかしめた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あけの柱に彫られてある龍鳳りゅうほうもともにうそぶくかとあやしまれ、やがてたますだれのうちに、薫々くんくんたる神気がうごいて
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
劉邦りゅうほうは鋭い眼光をあげて、じっと秋をまたたいている燈火ともしびの光を見た。そうして、半ば独り言のように、おもむろにこう答えた。
英雄の器 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)