“らんゑ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
爛壊60.0%
爛壞40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爛壊らんゑする暗紅色あんこうしよくのにほひしてただ暮れなやむ。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
爛壊らんゑの光はなつとき、そのかなしみの
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
墓場の薔薇ばらの花、屍體したいから出た若いいのち、墓場の薔薇ばらの花、おまへはいかにも可愛かはいらしい、薄紅うすあかい、さうして美しい爛壞らんゑかをり神神かうがうしく、まるで生きてゐるやうだ、僞善ぎぜんの花よ、無言むごんの花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
嗚呼、爛壞らんゑせる黄金わうごんの毒にあたりし大都會
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)