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らかん
ふりがな文庫
“らかん”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
ラカン
語句
割合
羅漢
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
羅漢
(逆引き)
そのカシミールの少し北の所にもやはり開けて居った国があって、そこには
羅漢
(
らかん
)
あるいは
菩薩
(
ぼさつ
)
というような方も居られたそうです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
絢爛
(
けんらん
)
な色彩の古画の諸仏、
羅漢
(
らかん
)
、
比丘
(
びく
)
、
比丘尼
(
びくに
)
、
優婆塞
(
うばそく
)
、
優婆夷
(
うばい
)
、象、
獅子
(
しし
)
、
麒麟
(
きりん
)
などが四壁の紙幅の内から、ゆたかな光の中に泳ぎ出す。
秘密
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
湿気払いを飲んで、
羅漢
(
らかん
)
の
雑魚寝
(
ざこね
)
のように
高鼾
(
たかいびき
)
になった寄子部屋の隅っこで、左次郎だけはマジマジと眼をあいていた。
醤油仏
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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