“よろいひたたれ”の漢字の書き方と例文
語句割合
鎧直垂100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
行ってみると、義辰は派手な鎧直垂よろいひたたれに巨躯を飾って、陣門の前で待っていた。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
シャれ声をしぼって駈けまわっていたが、そのうちに、一ヵ所の陣幕のすそが、烈風にふきあおられてぱッとくられた刹那、チラと、その中にいた赤地錦の鎧直垂よろいひたたれと八龍の兜との人影を
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
纐纈布で作られた鎧直垂よろいひたたれは着ているが、鎧は着けてはいなかった。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)