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よみえ
ふりがな文庫
“よみえ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
読得
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
読得
(逆引き)
とその○□△を
楽書
(
らくがき
)
の余白へ、鉛筆を
真直
(
まっすぐ
)
に取ってすらすらと春の水の
靡
(
なび
)
くさまに走らした
仮名
(
かな
)
は、かくれもなく、散策子に
読得
(
よみえ
)
られた。
春昼後刻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
近頃四谷に
移住
(
うつりす
)
みてよりはふと
東坡
(
とうば
)
が酔余の
手跡
(
しゅせき
)
を見その
飄逸
(
ひょういつ
)
豪邁
(
ごうまい
)
の筆勢を
憬慕
(
けいぼ
)
し
法帖
(
ほうじょう
)
多く
購求
(
あがないもと
)
めて
手習
(
てならい
)
致しける故
唐人
(
とうじん
)
が
行草
(
ぎょうそう
)
の書体訳もなく
読得
(
よみえ
)
しなり。何事も日頃の心掛によるぞかし。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
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(2作品)
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