“よこずっぽう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
横素頬50.0%
横面50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
カッとお宮の横着そうな面に唾（つばき）を吐きかけて、横素頬（よこずっぽう）を三つ四つ張り飛ばして、そのまま思いきろうと咽喉（のど）まで出しかけた痰唾（たんつば）をぐっと押えてまた呑（の）み込み
うつり香 (新字新仮名) ／ 近松秋江(著)
こういう奴が出るから茶飯（ちゃめし）餡（あん）かけ豆腐や夜鷹蕎麦（よたかそば）が閑（ひま）になる、一つ張り飛（とば）してやろうと、廿人力の拳骨を固めて後（うしろ）へ下ろうとする蟠龍軒の横面（よこずっぽう）をポカーリッと殴ると、痛いの痛くないの
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) ／ 三遊亭円朝(著)