“よこつら”の漢字の書き方と例文
語句割合
横面100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして次の十九日、即ち犯罪の行われた翌々朝、狼狽ろうばいした当局者の横面よこつらをはり飛ばす様に、又しても、前代未聞の椿事ちんじが突発したのである。
魔術師 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
おかめも驚き取付く所を横面よこつら擲倒はりたおす、又這寄ってしがみ付くうち、ずる/\とおえいを仁助が引ずりながら脇道へ入り込む。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
姐御は、もう一つ与吉の横面よこつらをはりとばして、胸ぐらをとって小突きまわしたが、その時はもう表の戸は、ぐいぐいあけられかかっている。
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)