トップ
>
ゆりだ
ふりがな文庫
“ゆりだ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
揺出
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
揺出
(逆引き)
それから
青芒
(
あおすすき
)
の線を
延
(
のば
)
して、左へ離れた一方に、
一叢立
(
ひとむらだち
)
の
藪
(
やぶ
)
があって、夏中日も当てまい陰暗く、涼しさは緑の風を雲の峰のごとく、さと
揺出
(
ゆりだ
)
し、揺出す。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「
然
(
そ
)
うぢやの、もの十七八
町
(
ちょう
)
もござらうぞ、さし
渡
(
わた
)
しにしては
沢山
(
たんと
)
もござるまいが、人の
歩行
(
ある
)
く
路
(
みち
)
は廻り廻り
蜒
(
うね
)
つて居るで、
半里
(
はんり
)
の
余
(
よ
)
もござりましよ。」と首を引込め、又
揺出
(
ゆりだ
)
すやうにして
二世の契
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ゆりだ(揺出)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
ゆれだ