トップ
>
ゆみはりづき
ふりがな文庫
“ゆみはりづき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
弓張月
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
弓張月
(逆引き)
馬琴
(
ばきん
)
の
弓張月
(
ゆみはりづき
)
にも、露伴の二日物語にも、白峯は書かれている。けれど雨月物語の「白峯」には及ぶべくもない。秋成はあの作品で、自分が作中人物の西行になりすましている。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼はこの机の上で、
弓張月
(
ゆみはりづき
)
を書き、
南柯夢
(
なんかのゆめ
)
を書き、そうして今は八犬伝を書いた。
戯作三昧
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それでもわたしはここの舞台で「
弓張月
(
ゆみはりづき
)
」の
濛雲国師
(
もううんこくし
)
や、「
扇屋熊谷
(
おうぎやくまがい
)
」の姉輪平次や、「ふた
面
(
おもて
)
」の法界坊や、「
腰越状
(
こしごえじょう
)
」の
五斗
(
ごとう
)
や、「
廿四孝
(
にじゅうしこう
)
」の横蔵や、「
太十
(
たいじゅう
)
」の光秀などを見た。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ゆみはりづき(弓張月)の例文をもっと
(8作品)
見る