“廿四孝”の読み方と例文
読み方割合
にじゅうしこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでもわたしはここの舞台で「弓張月ゆみはりづき」の濛雲国師もううんこくしや、「扇屋熊谷おうぎやくまがい」の姉輪平次や、「ふたおもて」の法界坊や、「腰越状こしごえじょう」の五斗ごとうや、「廿四孝にじゅうしこう」の横蔵や、「太十たいじゅう」の光秀などを見た。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
わたしたちの招待日は三月二日で、芝居は午前九時開場、狂言は「廿四孝にじゅうしこう」と「山姥やまんば」と「お染久松」とで、粂八は八重垣姫と山姥を勤めていたが、どちらの役も無論に団十郎張りであった。
明治劇談 ランプの下にて (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)