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ゆきわ
ふりがな文庫
“ゆきわ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
雪輪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪輪
(逆引き)
栗梅
(
くりうめ
)
の紋お召の衿もとに白茶の半襟を浅くのぞかせ、ぬいのある
千草
(
ちぐさ
)
の
綴錦
(
つづれおり
)
の帯をすこし高めなお太鼓にしめ、羽織は
寒色縮緬
(
さむいろちりめん
)
の一の紋で、振りから大きな
雪輪
(
ゆきわ
)
の赤い裏がみえた。
ユモレスク
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
霞
(
かすみ
)
にさした十二本の
簪
(
かんざし
)
、松に
雪輪
(
ゆきわ
)
の
刺繍
(
ぬいとり
)
の帯を前に結び下げて、
花吹雪
(
はなふぶき
)
の模様ある
打掛
(
うちかけ
)
、黒く塗ったる
高下駄
(
たかげた
)
に
緋天鵞絨
(
ひびろうど
)
の
鼻緒
(
はなお
)
すげたるを
穿
(
は
)
いて、目のさめるばかりの太夫が、
引舟
(
ひきふね
)
を一人、
禿
(
かむろ
)
を一人
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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