“ゅうど”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
但馬守のもとには、ひとりの女性と、ひとりのおいとが、どっちも、かかゅうどとして身を寄せていたのである。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「変事があったら、すぐ駈けて来て、門をたたけ。うちのかかゅうどどのは、そういう折を待ってござるが、出会わないので、毎日、髀肉ひにくたんをもらしているくらいだ」
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「この名刀、この腕の持主が、五百石に足らぬ扶持ふちを取りかね、いつまでもかかゅうどで朽ちているとは」
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
実は——いつぞや、岩間角兵衛どのの、伊皿子のお住居へ招かれた節、同じ議論がわき、居合せた佐々木小次郎と申す、その家のかかゅうどから聞いたことばでございます。
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かかゅうど
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)