“やぶさか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
95.5%
4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若し此事にして余が所説に対して、或は余が所説に動かされて、出でたるものなりとするを得ば、余は至幸至栄なるを謝するにやぶさかならざるべし。
噂に聞けば、フランスの美人は或る風姿や態度の細かい所に気が附いて、その欲望にかなふやうにしてゐれば、決して情を通ずるにやぶさかでないさうだ。
復讐 (新字旧仮名) / アンリ・ド・レニエ(著)
わが父常に美衣を購ふにやぶさかならざりしかば
偏奇館吟草 (新字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)