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やなぎわら
ふりがな文庫
“やなぎわら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
柳原
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柳原
(逆引き)
一つは
本郷追分
(
ほんごうおいわけ
)
から
谷中
(
やなか
)
までひと舐めさ、こっちはおめえ小石川から出たやつが上野へぬけてよ、北風になったもんで湯島から
筋違橋
(
すじかいばし
)
、向う
柳原
(
やなぎわら
)
、浅草は
瓦町
(
かわらちょう
)
から
茅町
(
かやちょう
)
柳橋物語
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
その日は風の多い日で、半蔵らは
柳原
(
やなぎわら
)
の土手にかかるまでに何度かひどい
砂塵
(
すなぼこり
)
を浴びた。
往
(
い
)
きには追い風であったから、まだよかったが、
戻
(
もど
)
りには向い風になったからたまらない。
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
そのころの
柳原
(
やなぎわら
)
で、日露戦争後の好景気で、
田舎
(
いなか
)
から出て来て方々転々した果てに、一家はそこに落ち着き、小僧と職人四五人をつかって、靴屋をしていたのだったが、銀子が尋常を出る時分には
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
やなぎわら(柳原)の例文をもっと
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