“ももとり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
百取50.0%
桃取25.0%
百鳥25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれその父大山津見の神に乞ひに遣はしし時に、いたく歡喜よろこびて、その姉石長いはなが比賣を副へて、百取ももとり机代つくゑしろの物を持たしめて奉りしき。
なさいますと丁度よろしい一日のお慰みになります。八十五島ございまして、すぐそこの坂手や桃取ももとりのようなのは一島が一村で、役場も小学校もございます
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
千曲川の岸に蓮華草れんげが咲き、姥捨うばすて山の山つづきに百鳥ももとりさえずりを交わすようになると、向かい合った稲荷山と篠井の里とは、薄紫の春霞はるがすみに朝と晩とを化粧され
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)