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めやに
ふりがな文庫
“めやに”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
眼脂
52.9%
目脂
47.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眼脂
(逆引き)
「ねえ、随分
怜悧
(
りこう
)
でしょ。これ唖川小伯爵から頂いたのですよ。ねえねえウーちゃん。アラアラ
眼脂
(
めやに
)
が出ているわよ」
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
奴隷は
眼脂
(
めやに
)
に
塊
(
かたま
)
った
逆睫
(
さかまつげ
)
をしばたたくと、大きく口を開いて背を延ばした。弓は彼の肩から
辷
(
すべ
)
り
落
(
お
)
ちた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
めやに(眼脂)の例文をもっと
(18作品)
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目脂
(逆引き)
すりきれたくしゃくしゃの
鬣
(
たてがみ
)
は、主のそそけた髪にも似て来、しょぼしょぼ濡れている眼は、主のそれと同じくいつも
目脂
(
めやに
)
をたたえていた。
蕎麦の花の頃
(新字新仮名)
/
李孝石
(著)
老人は
目脂
(
めやに
)
だらけの眼を見張って、囁くようにこう云った。が、新田はその答には
頓着
(
とんちゃく
)
する
気色
(
けしき
)
もなく、俊助の方を振返って
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
めやに(目脂)の例文をもっと
(16作品)
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“めやに”の意味
《名詞》
目の分泌液が老廃物などと共に固まって目の周りについたもの。
(出典:Wiktionary)