“むらまつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
村祭50.0%
群松50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旅とほき佐賀の山べの村祭むらまつり相撲のきほひ吾は来て見つ(二十一日松森神社)
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
片側町かたかはまちなる坂町さかまち軒並のきなみとざして、何処いづこ隙洩すきも火影ひかげも見えず、旧砲兵営の外柵がいさく生茂おひしげ群松むらまつ颯々さつさつの響をして、その下道したみち小暗をぐらき空に五位鷺ごいさぎ魂切たまきる声消えて、夜色愁ふるが如く
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)