“みなごろし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鏖殺51.7%
44.8%
塵殺3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「待っていた、そうだろう。その何だ、ハイカラな叔母なんぞを血祭りに、家中鏖殺みなごろしに願いたい。ついでにお父さんの中気だけ治してな。」
陽炎座 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
あれも拙者などに云わせると売名上手のはらなし書生だ、回天詩史の中に『すなはち直に夷人の舎に入り臂力をふるひ、夷虜をみなごろしにし』
新潮記 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
かゝる惡魔あくまはどうしても塵殺みなごろししなければならぬと、水兵等すいへいら一同いちどう意氣組いきぐみ