“みずぶろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水風呂66.7%
水槽33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝からひる少し前まで、仕事をしたら、へとへとになったから、飯を食って、水風呂みずぶろへはいって、漫然まんぜんと四角な字ばかり並んだ古本をあけて読んでいると、赤木桁平あかぎこうへい
田端日記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
今日は一日六回水風呂みずぶろにつかった。関節の力がぬけたような感じがしている。
と、彼女は前折まえかがみになった。腹がたるんで皺が出来た。芋虫いもむしのようにウネウネした、二筋の太い皺であった。両腕の先に水槽みずぶろがあった。その側に小桶があった。両手を小桶の縁へかけた。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)