“前折”の読み方と例文
読み方割合
まえかがみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、彼女は前折まえかがみになった。腹がたるんで皺が出来た。芋虫いもむしのようにウネウネした、二筋の太い皺であった。両腕の先に水槽みずぶろがあった。その側に小桶があった。両手を小桶の縁へかけた。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)