“みいけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三池62.5%
御池37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
筑後にある窯場では三池みいけ郡の二川ふたがわを挙げるべきでありましょう。仕事場として美しい茅葺かやぶきの建物が見られます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
コンボは九州の北部、筑後の三池みいけ郡などで、メハリコンボというのがまた「すべりひゆ」のことである。
それは、高弟中の御池みいけ十郎左衛門だった。十郎左衛門は、自分がまず、初太刀の皮膜ひまくを切ろうとするものらしく、ズズと、あしに身をすすめて
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
植田良平というのは、祇園ぎおん藤次、南保余一兵衛なんぽうよいちべえ御池みいけ十郎左衛門、小橋蔵人くらんど、太田黒兵助ひょうすけなどという古参門下とともに、吉岡の十剣と自称している高弟のうちの一名だった。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)