“二川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふたがわ66.7%
にせん16.7%
ふたかわ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昭和三年の中頃であったか、始めて筑後二川ふたがわでこの種の鉢や甕が作られたことが分って来た。私はその報告を「工芸の道」の口絵解説に記した。
京都の朝市 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
世人はこれを、毛利家の二しゅくともいい、中国の二川にせんともいっている。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
捏鉢こねばち。陶器。模様は松。白絵刷毛目はけめ。はなはだ大きく直径一尺七寸五分、深さ五寸八分、高台の直径四寸八分。産地福岡県三池郡二川ふたかわ村。明治初年期。日本民藝美術館蔵。
工芸の道 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)