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二川
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ふたがわ
ふりがな文庫
“
二川
(
ふたがわ
)” の例文
昭和三年の中頃であったか、始めて筑後
二川
(
ふたがわ
)
でこの種の鉢や甕が作られたことが分って来た。私はその報告を「工芸の道」の口絵解説に記した。
京都の朝市
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
二川
(
ふたがわ
)
在から来たといふ男が先きに立つて、上細谷や下細谷などいふ村々を通り過ぎた。
伊良湖の旅
(新字旧仮名)
/
吉江喬松
(著)
筑後にある窯場では
三池
(
みいけ
)
郡の
二川
(
ふたがわ
)
を挙げるべきでありましょう。仕事場として美しい
茅葺
(
かやぶき
)
の建物が見られます。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
武雄
(
たけお
)
町の南に弓野があるが今まさに
斃
(
たお
)
れようとしている。肥前の
黒牟田
(
くろむた
)
や筑前の小石原にも多少残るが、もう昔の勢いはない。筑後の
二川
(
ふたがわ
)
はなおも
指描
(
ゆびがき
)
で
甕
(
かめ
)
や鉢を飾る。
日田の皿山
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
“二川”で始まる語句
二川様
二川重明
二川随筆